土地の購入から5年が経ち、ようやく完成した棟梁の家。

この建築に携わったチームあかいのメンバーと庭でBBQを行いました。

 

大きな庇の前の庭スペースに、職人やその家族、総勢40名ほどが集まり、棟梁特製のステーキや焼き鳥、ローストビーフなどを振る舞い、普段の仕事とはまた違った顔で和やかに過ごしました。

 

実は、同じ仕事をしているメンバーは現場で顔を合わす事はまずありません。

BBQをしながら、完成した棟梁の家を見て、「この建具軽くて動かしやすいですね」、「この基礎はきれいなぁ」とお互いの仕事に声をかけあっています。

また、大工であるお父さんの仕事を、娘さんに照れながら、話してる姿は、懐かしい風景でもあり、心地よい時間でした。

 

私たちは、現場ごとに業者を変えて施工する事をしていません。チームとして施主様の思いを、「現場」でsessionしながら、より良いものに高めたいという気持ちで仕事をしています。

それは技術も大変重要ですが、職人同士の信頼感、またその職人を支える家族の方々の御理解も必要であると考えています。

建築は機械が作る工業製品でなく、人が作るものだからこそ、有機的な連携を生むチームでありたいと思っています。