かやぶき事務所の前も雪に覆われる中、しばらくの間ドイツ視察に行ってまいりました。

2年に一度ドイツのミュンヘンで開催される国際建築・建材・建築システム専門見本市「BAU 2017」をメインに、木造建築の幼稚園の視察や、ドイツの建築などを見てまいりました。

BAU 2017は世界 41 ヶ国から 2,060 社以上が出展し最新の建築の情報を求めて25万人以上が訪れるだけあって、出展者のかける想いがこちらに伝わる展示を見て取れます。

当然、新たな商品や技術も取り入れるために見学するのですが、様々な展示方法や素材の納まりに着目しながら見て回りました。枠がなく収まるガラスや、木の小口を印象的に使うカウンター、部屋ごとワインセラーにできる仕様など、今すぐ必要な情報ではありませんが、知識の引き出しにインプットしてお客様のご要望を超える提案をする準備をしていると考えています。

最新情報だけを追い求めるのではなく、「なんとなく」気持ちいい、その「なんとなく」を五感で感じる快適性を自然に作れる引き出しが知識だと感じています。