師走に入り、バタバタと走り回っている間に来年もすぐそこに。今年は暖かいとは言うものの、朝夕の冷え込みは冬そのものになってきました。

今年から新たな暖房機器として、ペレットストーブを導入した。弊社はかや葺きの古民家を改装して事務所にしている事もあり、薪ストーブのように屋根上までの煙突を出すのが容易ではない。それに比べてこのペレットストーブは、軒に排気ダクトを解放するだけで充分。

また、燃料であるペレットは、先日結婚式を挙げたばかりの相良に選ばせる事にしました。まだ20代と若い相良にとって、環境と健康は関心が高い分野でもあり、様々なペレットを探したようです。まわりまわって、京都のペレットに落ち着いた理由を聞くと、安価なペレットは輸入製品が多いらしく、中にはセシウムなどの有害物質をふくむ物もあるよう。

そこで京都も近い事だし、安心安全の国産材で、価格も石油ストーブをつけているのと変わらない程度のペレットを選ぶ事に。

石油等の枯渇燃料ではなく循環型燃料を使用しながら、人間らしい炎を見て暮らす事の出来る選択の出来る技術の進歩に関心をしながら、揺れる火にまた手を当てている。