9月に入り少し秋の風を感じる今日は、垂水で地鎮祭を行いました。

地鎮祭が行われたこちらの場所は、瀬戸内海をすぐそばに臨み、明石海峡大橋そして淡路島が近くに感じることができます。

目の前に見える淡路島はその昔、国土創生の神、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)・伊弉冉尊(いざなみのみこと)が最初にお生みになられたという「淡路島は国産み神話の島」と言われています。

そして、海を挟んでこの垂水のこの場所も、神聖な場所であるとあるとともに、これから営まれる新たな生活をしっかりと支えてくれる力強さを感じます。

私は神社仏閣によくお参りに行きます。

お願いに参るのではなく、今あることを報告や決意や信念を伝えに行きます。

心身ともに健全で、しっかりと対峙できることが前提です。

今回の地鎮祭も爽やかな風の中、よい天候に恵まれました。

施主様の引き締まった表情、我々の建築への思いもともに、晴れ渡る秋空と目の前に臨む雄大な景色に負けない、こらからずっとつづく暮らしをつくる建築をともに作りたいという思いを一つにすることができました。