ご自身の生まれ育った場所に、木の家が完成しました。

「竜山の家」

お施主様が訪れたストーブ専門店であかい工房を紹介していただいたのが3年前。

打ち合わせに加え、土佐へ構造材の視察に行き、乾燥技術を見ていただいたり、庭の成長を楽しむためにも、ご自身で植栽の選定に若生植木農園へも足を運んでいただきました。

澄んだ空気が漂う、健やかな住まいに。そんな願いが込められた「竜山の家」
外壁の仕様は、
2万5千年前の大噴火で堆積した火砕流でできた、そとん壁。
建物のファサードには、掘削した際に出た竜山石を再利用しました。

床は杉板。
壁天井はしっくい。
そして、薪ストーブと素足。

経年変化が楽しめる竜山の家は、
いろんな素材に見守られながら、この地に、根付いていきます。