里山住宅博のオープンが週末に控え、いよいよ弊社のモデルもラストスパート。建築は完成し、緑あふれる里山と建築をつなぐ外構の施工に着手。

今回の里山住宅博のは百年集落をつくるというコンセプトのもと、閉じた外構ではなく、開かれつつも適度な距離を保つ混植生垣やアースワークがあります。

あかい工房として、もっと自分たちの建築に手を入れたいと思い、私や棟梁自ら「手間」をかけて、新しい場を作り上げます。

近場で採石した石を敷き詰めるのですが、割石をただ並べるのではなく、形を見ながら一つ一つ組み合わせてより自然に。そして駐車場としても使いやすく敷き詰めていきます。

また、家のまわりに割石を積み上げた石の間にも自然に見えるようにツルを巻き、道との間にも割石をそっとリズムよく。

背景に広がる里山という自然と向かい合うからこそ、一手間を加えてより「自然」を感じられる場所にしたいと考えています。