家づくりは完成したら終わりではなく、そこから始まる生活にも寄り添っていければと考えます。

お施主様との長年にわたるお付き合いの中で、ご家族の成長や、状況の変化に応じて、その時々のご要望にお応えしています。

今回は、2010年に竣工した三木志染の家。介護保険住宅改修の補助金制度を利用し、門扉から玄関までのアプローチに手すりを設置することになりました。

黒い波板の外壁に、薪ストーブの煙突。四角い存在感のある窓。家の外観に合うように、手すりのデザインも提案させていただきました。

長いアプローチの部分は介護用の握りやすい手すりを設置。ご趣味のガーデニングの緑や花々が彩りを添えています。

愛犬のまるちゃんに見守られながらの工事。お施主様の今後の生活のお手伝いができたことが、新たな喜びでした。