3月に入り、春らしい穏やかな陽が差し込む日が増えてきました。

甲山を望む家の建築がスタートしました。

こちらの施主様との出会いは2年前でした。条件の合う土地を探しながら、価格だけでは判断できない事を一緒に見て歩き、数件目で今の土地と出会う事ができました。

この日はご家族と共に木材の見学に高知県に向かいました。

森の中の伐採現場をご案内し、自らの手で伐採体験をしていただき、

製材所に移動し

次の工程の加工、乾燥の作業を製材所の方々と語り合いながら見学しました。

 

四万十の清流と沈下橋の風景と共に、どこで育った木をどういう人たちが、どういう想いで作っているのかを見ていただく事で、これから住み続ける住宅を通じて、産地と施主様の想いがつながると考えています。

建築は人が作るもの。

これからも、施主様に産地を見ていただく機会を作っていこうと思っております。