まもなく上棟の日を迎える、「月の見える家」

柱や梁の構造材を視察するため、お施主さんご家族と一緒に高知へ行ってきました。

 

土佐杉のふるさと、高知県馬路村。

何本もの木が製材・乾燥・加工されて、現場の大工さんの手に渡る。

いろんな人たちが携わり、1本1本にたくさんの人の愛情が込められています。

 

そんな木で出来上がる我が家。

 

加工場を訪ねた時、ちょうど、今回の建築で使う木材が加工されて出てきたところでした。

我が家の建築に使う材木が現場に運ばれる前に、こんな風に住む方に出会えるのはタイミング的にすごく珍しい事です。

 

「現地で、自分たちの構造材に会えたことがとてもいい思い出になりました。家づくりの中でのストーリーがまた一つ出来ました」と言ってくださったお施主さん。

ここで、人や木、物に出会い、家を支える木にも興味が湧き、愛着も出てくるだろうな…と今後の家づくりも楽しみにされています。

 

新しい我が家へと旅立つ木に絵を描いてくれたお兄ちゃん。

この絵の描かれた木に姫路の現場で会うのが楽しみです。

 

愛情いっぱいに育てられた木。

愛情いっぱいに製材、加工された材木たち。

 

お施主さんの愛と、現場のみんなの愛とで迎える上棟の日はもうすぐです。