台風19号で被災された方々へ、心よりお見舞い申し上げます。

被害の状況を報道で目の当たりにし、大工職人から自分達にも何かできないかという声があり、1021日〜26日までの1週間、被災地へボランティアに向かいました。

活動させていただいた長野県赤沼地区は、千曲川の堤防の決壊で、床下床上浸水の被害が大きく、復旧作業がなかなか進んでいない厳しい状況。

床をめくり、泥を掻き出す作業。廃材をトラックに載せて、指定された場所へ運ぶ作業。天候の悪化で避難警報が発令され、作業を中断せざるを得ない日もありました。

私も現地入りし、災害ゴミの運搬をしながら、指定場所が遠く、行き来に時間がかかることを実感。

被災地が集中している状況の中、近くの公園や空き地などを確保するなど、臨機応変に対応してほしいと、行政の方に話をしました。

近年、毎年のように見舞われる自然災害。「50年に一度の・・・」ではなく、気候変化に対応した建築でなければならないと改めて感じました。

1日でも早く被災地が元通りの景色を取り戻すことを切に願います。