高知県香美市へ移動し、普段では到底通らない様な山深い道を突き進み、土佐の木材の伐採現場に到着しました。荒廃が進んでいる日本の森林率は69%に対して、高知県は84%と多いにも関わらず、職人の手が行き届いた美しい森が広がっていました。実際に伐採するには、森を守る為に配慮された整備計画に基づき、作業が進んでいます。きちんと手をいれて、伐採していく事で、森を守り、山崩れ等の災害等の防止にも繋がります。
その後、南国市に移動し、壁に塗る漆喰の原料となる石灰の伝統工法の塩焼きを見学。徳利型土中竃に石灰岩と無煙炭を交互に投入し、少量の塩を添加して焼成する工程を勉強し、自然素材の奥深さを体感しました。