期間限定の構造見学会

2024.7.22
イベント情報
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期間限定の構造見学会

期間限定の構造見学会

小国杉の産地視察で熊本まで行ったのが去年の秋
そして、小国町から杉が届き、家の骨組みとなりました。
地熱乾燥と言う独自の技術で仕上げた杉の美しさを、ぜひ見ていただきたい。
久しぶりの構造見学会開催です。
こんなに暑い時期に構造見学会、きっと当日は猛暑だと思います。
見学いただく段階は、建て方が終わり、屋根工事が完了し、
外壁も合板が貼れて、家全体を断熱材で覆った状態です。

その断熱材は、セルロースファイバー
セルロースファイバーは新聞紙(古紙)と硼酸でできています。
木が本来持っている、一定の湿度を保つ「吸放湿機能」や「断熱性能」といった
優れた機能をそのまま受け継いでいます。
例えば、野菜を冷蔵庫に保管するときに、ナイロンの袋に入れるよりも
新聞紙に少し水を浸して野菜を包んだ方が長持ちします。
また、冬山をめざす登山家は、お腹に新聞紙を詰め込んで寒さから身を守ります。
もっと身近なところでは、焼き芋は素手では火傷しますが、
新聞紙で包むと手に持っておいしくいただけます。
何気ないところで、昔から日本人は新聞紙の調湿性と断熱性の効果を
生活に利用してきました。

その新聞紙を使った断熱材
現場に空調設備はありませんので、決して涼しくて快適ではないです。
けれども、何となく外気より涼しい、そして静か。
それは感じていただけると思います。
詳しくはhttps://akaikoubou.com/kouzou-kengaku/