施主様はペンキ屋
神戸市北区の古民家再生の現場は外壁工事を終え、内部の工事も順調に進んでいます。
外壁には意匠性に優れているジョリパットを使用。
塗り方によって表情が変わるので、現場での職人の感性が大切になります。
面によって色を変えた外壁は、より豊かな表情を演出しています。
内部の天井は漆喰塗料を使用し、特殊なローラーで仕上げた山桜仕上げ。
下からみると桜が舞っているようにも見え、一般の住宅ではあまり見かけない仕上がりになっています。
塗装が専門のお施主さんの自宅。
他にないオンリーワンなものを作りたいという思いと、いくつもある塗装の色使いや何通りもある仕上げ方を多くの人に知ってもらいたいという思いが込められた今回の塗装工事。
職人の手によって、様々な表情を見せる塗装工事。
感性で仕上げるので、そこが難しくもあり、楽しさでもあり。それがこの仕事をしている醍醐味かな、とお施主さん。
私たちも塗装という1つの工程からいろんなことを教わりました。
秋の爽やかな風と近くを流れる川のせせらぎを心地よく感じながら次の現場へと向かいました。