昨年末から着工のK邸
昨年末から着工のK邸
大規模な解体から始まり、構造の補強工事を済ませたK邸では、週末ごとに定例の打ち合わせが行われてます。
解体後あらわになる構造などの変更はつきもの。
天井を貼る予定でしたが、既存の野地板の雰囲気がよく
そのまま化粧として残す事になりました。
天井断熱から外断熱に変更になるなど臨機応援に対応する力が必要になってきます。
それは、より良いものを創りたいと言う思い。
ただそれだけ。
また、今回 設計担当されてる、鎌倉の宮田一彦アトリエさん。
「いい建物」とは状況の変化に柔軟に対応でき、
その時代ごとに違った表情を魅せてくれる建物です。
つまり建物とは買って終わりのものではなく
造り続けるものだと思うのです。
竣工してからが始まりです。とのお考え。
竣工してからの方が長い付き合いになりますと、いつもお客様にお伝えしている私。
工事に携わる者同士、
同じ方向を同じ想いで目指している事がより良いものを創ります。
現場では、打ち合わせを繰り返し、魅せる既存の壁の力強さと洗練された新しい壁のバランスが整えられていきます。
その下地工事の進む中、下地の縦格子横格子が数奇屋風に見えそれもまた魅力的に見えるK邸
これからのより良い進捗を楽しみに、現場を後にしました。