「綺麗にする」という仕事
現場が綺麗なのは、当たり前のことやと思っています。
でも本当に大事なのは、現場の中だけじゃなく、その周辺環境まで整っていること。
結局、その根本は「自分の手元」にあるからです。
道具が散らかっていたら、「あれどこやった?」と探す時間が生まれる。
その数分、数十秒の積み重ねが、仕事の流れを止めてしまう。
整理整頓された現場というのは、単に見た目が綺麗という話ではなく、
無駄な動きや無駄な時間を減らし、仕事をスムーズにするための環境づくりです。
だから「まわりを片付けろ」と言う。
それは掃除をしろというより、「仕事を整えろ」という意味に近いのかもしれません。
そして、その感覚は現場だけでは終わりません。毎日乗る車も同じです。
トラックや軽トラやから、作業車やから、汚れていてもいい。
そんなふうには思っていません。


やっぱり、綺麗な車に乗るほうが気持ちいい。
それは見栄ではなく、自分の気持ちや仕事への姿勢にもつながっていく。


あかい工房では毎月第一月曜日の朝6時半から、みんなで車の清掃をしています。
ミーティング前のルーティンです。


車を磨く。
道具を整える。
現場を片付ける。
事務所を掃除する。
それは全部つながっている気がします。


だから地域の清掃活動もするし、里山にも入る。
自分たちの周りの環境を整えるということは、結局、自分たち自身を整えることなんやと思うんです。


日本には「八百万の神」という考え方があります。神様が本当に宿るかどうかは分からない。
でも、綺麗に整えられた場所には、自然と良い空気が流れる。
最後は、社長自らトイレ掃除をする。
誰も見ていない場所ほど、大事やと思うから。

仕事って、技術だけではなく、日々の姿勢や積み重ねが最後に現れるものなんやと思います。