『気付く力』を伸ばす
朝の冷え込みに冬の訪れを感じます。かやぶき事務所の朝はキリッと引きしまった空気に包まれています。
毎年この時期になると地域に学ぶトライやるウィークとして地元の北神戸中学校の生徒たちが、職場体験にやってきます。トライやるウィークは阪神大震災などを機に、中学生が現場で見て感じることで「生きる力」を習得することを目的として始まったようです。
弊社も5年前から地域の子供達を育てようと受け入れを始めました。
5日間という短い時間で、現場の見学、実際の工事現場の作業手元として、さまざまな体験をし、生徒としてではなく一人の大人として接します。
今年は「道の駅 神戸フルーツ・フラワーパーク 大沢(おおぞう) 」での現場作業や、淡河本陣の古民家改修の手伝い、ウッドデッキ
の施工体験などを行いました。
普段、何気に見ているデッキも、どんな材料が使われているのか?なぜこの材料なのか?大工さんの動きや自分が今何をしたら良いのか?指示されて行動するのではなく、考えることが重要だと感じています。
初めて大工道具を持ち、素直に「たのしい」と思える素直な年頃。
この年だからこそ自分の立ち回りや、周りの状況に答える『気付く才能』を伸ばせられたらと思っています。
これから先、チームあかいとして集える仲間がでてくれば最高に嬉しいと思います。