そとん壁と外付けブラインド

2017.11.23
あかいの考え
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そとん壁と外付けブラインド

私たちあかい工房が多くの建物に採用している仕様に、高千穂シラスのそとん壁と外付けブラインドがあります。

 

そとん壁は、マグマが岩石になる前に粉末になった「シラス」という火山灰を使った壁で、その美しい風合いはとても魅力的です。

見た目の美しさに加えて調湿性や断熱性にも優れ、耐久性も高く、メンテナンスがほぼ要らない素材と言われています。

 

外付けブラインドは、夏には強い日差しを遮り、室内の温度上昇を防ぎながら心地よい風を運んでくれます。また、冬には室内の暖かさを外に逃すことなく、太陽のぬくもりを取り込んでくれます。日本に古くからある「よしず」や「すだれ」にも共通する仕組みで、日本の気候風土にベストな日射対策と言われています。

 

 

ブラインドを通る風、気持ちいい日差し、柱や壁の心地いい肌触り。

 

深呼吸してホッとしたり、その素材に触れて気持ちが落ち着いたり、時には、その息づかいを感じることもあります。

 

自然素材は住む人を毎日違う顔で迎えてくれます。

年月を重ねれば、さらに深みを増した表情になります。

 

日々違う表情を見せてくれる住まいは、今日も明日も、そして、何十年先も心地いい。