ふなさかの家

住みながらのリフォーム
水廻りが使用できない時期や、いつもの生活の中に、
常に職人達が出入りする住みながらリフォーム
施主様との連携や意思の共有が欠かせない課題です。

今回は、離れと納屋のリフォームで工事期間中は、
母屋のみで生活していただきました。
夏の間は、簡易のシャワールームを設置しそれを使っていただき、
早々にユニットバスを設置し、その後の工事期間中は
お風呂に入っていただくことが出来ました。

外観ではつながっていても、内部は別々の区画で
床の高さの違いもありました。
それを利用し、収納スペースを確保し、段差もゆっくりとあがれるよう、
数箇所に分けて、負担にならないように考慮いたしました。
天井の低かった納屋は、2階の床板を撤去し、大きな吹き抜けを作り、
2階窓から光が差し込むリビングとなりました。
納屋を居住空間にするために、求められるのは断熱性能です。
わずかな床下にも断熱材を敷き込み、壁と天井にはセルロースファイバー
そしてリビングには、蓄熱暖房機。
土間で寒かった納屋が、冬には、暖かい憩いの場となりました。