春の訪れが待ち遠しくなるような寒さのなか行われた開所式。

その寒さを感じさせないくらいの晴れやかな声が「ふれあいの里おくっちょ」から聞こえてきました。

出席したのは、特定医療法人寿栄会、行政や地元の方々、そして関西学院大学山根周准教授、学生たちなど、総勢70名。

2017年にスタートした長尾町古民家再生プロジェクトの第一弾である、築100年以上の茅葺きの古民家再生。

古き良き物を活かし、再生していく。施工を依頼していただいた有馬高原病院様と、あかい工房の理念、行政そして地元の人たちの願いが一つになり、実現した地域交流の場。

関西学院大学の学生たちが看板のデザイン、図書コーナーの企画、土間の三和土作業に参加し、若い力も加わりました。

長尾町のかけがえのない自然、そして風景。そこに溶け込むように佇む「ふれあいの里おくっちょ」。これからは地域の拠点となり、その新しい役割を担います。