インドネシアを巡る旅 ― 人、コーヒー、そして学び― ③ 学び編 ― Green School Bali

2026.10.12
あかいの考え
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インドネシアを巡る旅 ― 人、コーヒー、そして学び― ③ 学び編 ― Green School Bali

今回の旅の最後に訪れたのが、Green School Bali。

竹を使った建築でも世界的に知られている学校です。

建築に携わる私たちとしては、もちろん一度見てみたい場所でした。

実際に訪れてみると、まず目に飛び込んでくるのは竹の建築です。

大きな屋根を支える竹。
壁のない教室。
そして建物のすぐそばにある森や川、畑。

学校と自然との境目が、ほとんどありません。

旅を一緒にしていた、やまもりサーキットの大谷さんとも、キャンプ施設や

来春オープン予定のバンガローの参考になればと、建築や竹の使い方、屋根の掛け方、内と外をつなぐ空間のつくり方も含めて見て回りました。

そしてもう一つ、今回ここを訪れた大きな理由があります。

三反田先輩の長男、祥哉さんは、Green Schoolの日本人初の卒業生です。

だから今回は、有名な竹建築を見るだけではなく、
実際にここで学んだ人の話も聞きながら、この学校が何を大切にしているのかを見ておきたかった。

Green SchoolをつくったJohn Hardyは、TEDの「My green school dream」でも、
自然の中で子どもたちが学び、自分たちで考え、行動していく学校の姿を語っています。

実際に見て感じたのは、建物以上のものでした。

自然の中で学ぶ。
自分たちで考える。
自分たちでつくる。
地域と関わる。

学校の中だけで、学びが完結していない。

それを見ていると、私たちが神戸の里山でやっていることとも、どこか重なって見えました。

農業があって、建築があって、子どもがいて、地域の人が集まる。
それぞれを別々に考えるのではなく、全部がつながっている。


今回のインドネシアの旅は、実習生との出会いから始まりました。

次にコーヒーを通して、人と自然がつながっていることを見ました。

そして最後にGreen Schoolを訪れ、それらがもう一度つながりました。

人を大切にすること。自然と共に生きること。
そして、自分たちを超えた何かに敬意を持つこと。

バリでは昔から、神と、人と、自然。
その調和を大切にする考え方があります。

今回の旅を振り返ってみると、人との出会いも、コーヒーの農園も、Green Schoolも、
全部が別々の話ではなかったように思います。

神と、人と、自然。
私たちがインドネシアで見てきたものは、結局すべて、そこにつながっていたのかもしれません。

そして何より、この旅がここまで広がったのは、三反田先輩がいてくれたからこそ。

実習生の面接から始まり、コーヒー、そしてGreen Schoolへ。
ただ見て回るだけではなく、人に会い、本物を見て、その土地にあるものを少し深く知る。

そんなインドネシアの旅になりました。