六甲山に囲まれた閑静な住宅街。

趣味のスペースを兼ねた、平屋建ての住宅が完成しました。設計は芦田成人建築設計事務所。

バイクガレージと住居部分を分けながらも、行き来しやすい配置。一体感を感じられる外観になっています。

焼杉と杉板を組み合わせた外壁。素焼きの杉は柔らかいため、施工が難しく、細心の注意が必要な素材です。しかし、炭化部分が塗料の代わりとなり、家本体を雨風から守ってくれます。

内部は、シンプルなワンルーム。引き込み戸で仕切ることができる寝室。対面式のキッチン。庭を見渡せるリビングの大窓から、デッキへと続いています。

片流れの規則的に配置された化粧垂木の天井。テレビ台や建具などの造作家具。

図面の詳細さと、細部にまでこだわった設計は、施工する側にも思いが伝わります。

大好きなバイクと共に暮らす家。六甲の山々に見守られ、生まれ育ったこの地で、新たな生活をスタートされます。