11月の初め、少し冷たい風を感じながら神戸市北区にある神戸フルーツ・フラワーパーク内に開業する「道の駅 神戸フルーツ・フラワーパーク 大沢(おおぞう) 」。

澄み渡る秋空のもと、これから始まる地元神戸に賑わいを作る情報発信施設の上棟をいたしました。

この施設では、物販、情報発信、飲食の3つの建物で構成され、一般住宅よりも仕切りのない大スパンの空間設計のため、上棟作業は最も重要な工程です。

 上棟では重機(ラフター)を使い、施設を支える木材を引き上げながら、一気に屋根の組み立てをします。

一戸建て住宅では取り扱わないような大きな集成材を、事もなくラフター操縦と大工との息の合った作業で適所にスムーズに運び組み立てていきます。

それは事前の打合せと、現場での誤差など施工上の確認を一つ一つsessionを重ねているチームだからこその息があると思います。

建築にはチーム力が必要だと常に考えています。いつも顔をあわせ仕事をしているチームだからこそ、スムーズに厳密に「仕事」をしていけるのだと思っています。

地元の人たちの期待に沿えられるよう一層一団となって竣工まで進めていくおもいです。