宮崎県の木材で上棟を控えた施主様と一緒に、宮崎の製材所へ。

製材所の製造工程を確認した後に、実際に木材が切り出されている伐採現場へ。その前に、林業をも営む製材所の方に、山をどう整備するかを説明してもらう。山をしっかり整備し、計画伐採する事で山を守る。そして、しいては地崩れ等災害をも防ぐ事にもなり得る。その事を施主様にもお伝えし、子供の頃から体験してもらう事は意義のある事だと考えています。

雨の振る霞がかった山道を進み、伐採現場へ。広大な山に普通自動車でも通れる道をしっかりと整備している。聞くと、搬出の事だけを考えるのではなく、緊急時に救急車両も通れる為に整備するという。

林業従事者の環境も踏まえた山づくりに感銘を受けると同時に、この豊かな山から木が家としてずっと使われていくその物語を紡げる事に喜びを感じた。