地方創生

丹波篠山市を拠点に全国で町づくり事業を手掛けている株式会社NOTEさんが、
経済産業省による「令和元年度 中小企業経営支援等対策費補助金」を活用し、
地域住民と連携して篠山城下町内にある空き家空き店舗3件を改修、
インキュベーション施設やゲストハウス等として再生しました。

その中の1つ、「旧栗屋西垣」の建物をリノベーション施工いたしました。

構造の違う3棟続きの面積500㎡を超える大きく長い建物。
老朽化の違いなど、それぞれの塩梅を見ながら、
年月を経たその時間を吸収し味わいが出たものを古き良きものとして残し、
それに現在の新しくて良いものを調和させていく事。
そんなコンセンプトを胸に、工事は進んでいきました。

新型コロナウイルスの感染拡大により、人と人との距離をとり、
集団になることを避けるなど、仕事の仕方も見直さなければならない中、
NOTEさんとの定例打ち合わせ、業者同士の意見の交換など、
必要不可欠な事に対して、今までにない緊張感や、とまどいもありました。

マスクをして作業をする職人達。とても作業はしにくかったと思います。
手洗い、消毒、検温、慣れない事の連続。お昼休みも距離を確保し、会話も極力少なめに。
ただ、そんな中みんながしっかり約束を守り、前向きに上を向いて働く姿に、勇気づけられました。

「明けない夜はない!」