国の登録有形文化財で洋風創作料理と日本酒を楽しめる
隠れ家レストラン『La mura』がオープンしました

神戸会下山の小高い丘に建つ和洋折衷の趣ある一軒家。

築80年余り経ち、国の登録有形文化財にも指定された
長田家住宅(旧石阪家住宅)をリノベーションし、
フレンチレストラン『La mura』として生まれ変わりました。

この歴史ある建物は、手斧仕上げの付柱や梁を現しとした
民芸調意匠の内部空間で構成され、
神戸らしい独特なモダンさとレトロ感が漂いつつ、
心が和む落ち着いた佇まいを見せています。

お店の中に入ると、来客を温かく迎えてくれるのが
大きな吹抜けと木製階段が印象的なエントランスホール。
暖炉や家具ももともとこの空間にあったもの。
食事を楽しむ客席の天井には網代天井。

初めてここを訪れた人でもホッと落ち着けるのは、
歴史ある建築物のなせる技なのでしょうか。

もともとこの建物が持っていた良さを生かしつつ、
レストランとしても様々な機能性を持たせたリノベーション。

このゆったりとした空間で楽しめる料理は
洋風創作料理ですが、近くで施主様が営まれる酒屋
「酒の美味小家 てらむら」がプロデュースしたお店なので
日本酒や日本ワインなどの和酒とのマリアージュを
楽しむことができるそう。

La mura:https://la-mura.com/

設計:奥田達郎建築舎 https://tatsu-arc.com/