小野市で、棟上げを、執り行いました。

小野市の住宅街の中で棟上げを執り行いました。
晴天に恵まれ、無事に上棟できました。

朝は、まだ基礎の上に土台しかなかった現場が、
施主様が再びおみえになった午後には
すでに屋根の骨組みまでできあがっており
「家が建つ」ということをよりいっそう実感していただけたかと思います。

施主様、自ら御幣にお名前を書き込み、大工さん達と一緒に、
上棟を祝うと共に完成までの無事を共に祈らせていただきました。

今日の建て方も、構造材は、高知の土佐から運ばれてきた杉材を使っています。
何故、土佐材を使うのか?
何度とお話はさせていただいてますが、このウッドショックで、外材が入りにくくなり、
土佐材などの、国産材が見直される事があれば、それは良い事だと、私は思っています。

国産材利用の見直しは脱炭素につながり、特に地元木材は輸送エネルギーも節約できます。
また、木の果たす役割は、水害の防止を含めた保水や気候の安定、
生態系の維持、癒しを生み出すなど多岐にわたります。

今後、国産の木材を、単なるマテリアルと捉えるのか、それともその背景に思いを巡らすか、
私たちに投げかけられた課題だと、組みあげられた立派な構造材を見て、
そう強く感じた建て方の日でした。