旧市街地のリフォーム

コロナの影響でなかなか工事着工できなかった三田市の旧市街地のI邸
年内に完成いたしました。

天井裏に眠っていた地松の梁をそのまま活かし、部屋の高さを確保し、
開放感のあるLDKになりました。
先代のリフォーム工事の時に使った無垢材の式台を、今回のリフォームでは、カウンター材として再利用してます。
外壁面と天井裏には、断熱材セルロースを採用し、蓄熱暖房機を設置し、
これから訪れる三田の寒さ対策は万全です。
愛猫が壁などを引っかいてキズだらけにならないように、腰には板を貼り
上壁には、ドイツのしっくい フェザーフィールを塗っています。
構造的に残った柱には、エコカラットを貼って、デザイン性を高めながら、
愛猫の柱登りの防止となっています。

I邸も住みながらリフォーム。
工事中は、ご不便もあったかと思いますが、
常に見守っていただき、
ご家族皆さんで完成を楽しみにしてくださってる気持ちが
伝わってきました。
畑で採れた野菜を分けていただいたり、仕事終わりに雑談したり。

こんな世の中だからこそ、人とのつながりの価値を再認識できた、
あたたかい現場でした。