月曜の朝は、社内食堂からはじまる

2025.11.03
あかいの考え
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月曜の朝は、社内食堂からはじまる

この春から野菜づくりをはじめて、
月曜の朝の社内ミーティングは、まるで「社内食堂」みたいになってきた。

今朝は、農業合同会社 緑青舎さんの新米「みどり豊」が届いたので、炊きたてのおにぎりを。


原豆腐店さんの豆腐と薄揚げを、自家製の味噌であえて、
畑から採ってきたばかりのネギをたっぷりのせる。


湯気の向こうに、季節の香りが立ちのぼる。
なんてことない朝ごはんが、みんなで食べると格別においしい。


食後は、全現場の進行を一つずつ確認。ミーティングは「全現場を見渡す時間」
工程表をスクリーンに写し、写真を見ながら、納まりの細かい部分や見積もり中の案件まで、全員で総チェックする。


ひとつの現場だけを見ていると気づかないことも、みんなで見ると見えてくる。
大工も設計も監督も、こういう時間で気持ちをそろえる。

ミーティングが終わると、恒例の地区清掃。
「清掃」といっても本気のやつで、夏は汗だく、冬は手がかじかむ。
でも今の季節は本当に気持ちがいい。


紅葉が進むと、落ち葉との戦いが待っているけど、それもまた季節の仕事。
きれいになった道を見ると、やっぱり気持ちがいい。

きれいな場所に、きれいな仕事を。
現場もまちも、きれいであることは大切。
月曜の朝に身体を動かし、心を整える。


そんな小さな積み重ねが、あかい工房の仕事の根っこにあるように思う。