考えが、かたちになる

2026.01.19
あかいの考え
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考えが、かたちになる

宝地院と、つつじが丘の家

一つ目は、神戸・湊川にある宝地院の庫裡建替え工事。
もう一つは、昭和初期に建てられた「つつじが丘の家」のリノベーションです。

新築と改修、用途も規模も異なりますが、どちらの現場にも共通していたのは、
「どう残し、どう更新し、次へつなぐか」という視点でした。

宝地院 庫裡建替え工事(神戸市兵庫区)

宝地院は、700年以上の歴史を持つ寺院です。
今回の庫裡建替え工事では、寺院としての佇まいと、保育園が併設された

日常の場としての役割、その両立が求められました。

素材の選び方や納まりは、派手さよりも時間に耐えることを重視。
これから先も、自然に使われ続けていく建築を目指しています。

設計:株式会社ディ・オー

撮影:多田ユウコ写真事務所

つつじが丘の家(リノベーション)

昭和初期に建てられた住宅を、1階を中心にリフォームしました。
別々だった居間と和室は、一つの大きなLDKと、気配を感じられる畳の間へと更新しています。

間に設けた壁は、目隠し・壁掛けTV・収納を兼ねたつくり。
また、玄関横のパントリーを起点に、キッチンからリビングまで回遊できる家事動線を整えました。

断熱はセルロースファイバーで家全体を包み、既存窓には内窓を採用。
エコ補助金も活用しながら、性能向上を図っています。

玄関から奥へと続く視線の先には、施主様と一緒に植えた植栽が、今も元気に育っています。

建て替えることも、残して使うことも、あかい工房にとっては「暮らしを続けるための手段」です。

二つの施工例が、これから家づくりを考える方の参考になれば嬉しく思います。