良いものを次の世代へ繋ぐ役割も担っている大事な仕事。

今年に入りあかい工房では、5つのリノベーションの現場が工事進行中です。
また、着工を待ってるリノベーション物件もあります。

コロナ禍で、さまざまな補助金制度が施行され、それを活用しての
工事も増えています。

兵庫県でも、既存ストックの有効活用、
伝統的木造建築技術やまちなみ景観の維持・継承を目的とした、
「古民家再生促進支援事業」を実施しています。

各現場、まずは解体からです。
床をめくると長い時間を刻んだ、土の地面が現われ、
天井裏には地松の梁などが見えてくる古民家。
以前の店舗の面影を残すフロアカーペットや
OAフロアが現われる貸し店舗。

いろんな年代の建物を、今の時代に作り変えるリノベーション。
その中には、耐震補強工事や断熱改修工事で建物の性能を高めることも含まれます。

耐震補強に必要な金物を取り付け構造用合板を使い、
耐力壁として壁を蘇らせていきます。

古い硬質塩化ビニル鋼管を撤去し、保温材付架橋ポリエチレン管に変える、
設備配管の更新工事もできるのがリノベーション工事のメリットです。

耐震補強工事や断熱改修工事、電気配線や設備配管は、工事が終わると、
見えてこない部分ですが、住みやすい家にしてくれる大事な工事です。

今後もリノベーション物件は増えていきます。
良いものを次の世代へ繋ぐ役割も担っている大事な仕事。
チームあかいは、今日もリノベーション現場へと向かいます。