里山は、使い続けてこそ守られる

2026.02.02
あかいの考え
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里山は、使い続けてこそ守られる

— 長尾町・岩谷地区 里山整備事業 —

長尾町を美しくする会の活動として、この土日、岩谷地区の地域関係者で里山整備を行いました。
この取り組みは、神戸市の里山整備事業の補助金も活用しながら進めています。
作業はまだ途中で、来週も引き続き実施予定です。

私自身も、あかい工房としてこの地域に関わり続けてきました。
仕事としてだけでなく、日々の暮らしの延長線上にある場所だからこそ、里山整備にも自然と関わるようになっています。

農地に面した里山では、ナラ枯れの影響で倒木が増え、放置すれば畑や人の暮らしに影響が出かねない状況です。

今回の整備では、倒れたナラを単なる処分ではなく、薪ストーブの薪として、そして椎茸のホダ木としても活用します。

山の木が、暮らしを温め、食を支える資源になる。
里山を「使いながら守る」取り組みです。

もう一つのテーマは、竹に侵食された里山の整備です。
伐採した青竹は粉砕機でチップにし、発酵させ、将来的には畑の肥料(ぼかし)として活用する予定です。

竹 → チップ → 発酵 → 土へ。
山で生まれたものが、また農地へと戻っていきます。

循環する里山と、地域の力

・ナラは薪やホダ木になり、暮らしと食を支える
・竹は肥料になり、土を育てる
・里山が整えば、農地と暮らしが守られる

こうした取り組みは、誰か一人の力では続きません。
想いを持つ人が集まり、顔を合わせ、手を動かし続けることで、少しずつ形になっていくものだと感じています。

地域は、ここに生きる私たちが育てていく場所。
未来に残したいという想いが集まれば、チームになり、動き続ければ、それはやがて文化になる。

里山も、暮らしも、地域も。
守ることも、これからつくる未来も、すべて自分たちの手の中にある。