鈴木邸PJ 始動

2026.05.25
あかいの考え
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古民家

鈴木邸PJ 始動

尼崎にある築100年の鈴木邸。


家主である鈴木さんの生家でもあり、茶道や華道を嗜まれていた和室には炉が切られ、坪庭には手水鉢。
日本文化や丁寧な暮らしを大切にされてきた住まいです。

そんな歴史ある住居を、これからは地域や町の新たな価値として活かしてほしい。
その想いから「鈴木邸PJ」は始まりました。

工事着工までにも、オープンミーティングや大掃除イベント、
古道具や食器の蚤の市などを通して、地域の方々との交流を深めてきました。


建物だけでなく、人や空気感も育てていく。

そんな準備期間でもあったように思います。

そして今月より、解体工事がスタート。


築100年の土壁や建具など、歴史ある素材たちは再利用を前提に、手作業で解体されていきます。

天井をめくると現れたのは、一本の丸太から削り出された立派な梁。
自然な湾曲を描くその姿には、昔の大工の知恵と技術が詰まっていました。

現場から遠く離れた鈴木さんとは、Zoomで打ち合わせ。
動画や写真を共有しながら、対話を重ねて工事を進めています。

この梁もどう活かしていくか。
運営スタッフも含め、みんなで考えながら進行中です。

工事はまだ始まったばかり。
きっと当初の計画から変更も出てくるでしょう。
でも、現場を見て対話しながら、より良い選択へ変化していく。
それも古い建物と向き合う面白さだと思っています。

鈴木邸PJが、地域の人たちにとって新しい出会いの場となり、
「やってみたい」が生まれる場となり、尼崎を訪れた人たちの思い出の風景となっていくように。

古い建物を残すということは、過去を守ることではなく、「これからの風景」をつくることなのかもしれません。

https://www.instagram.com/suzuki.tei?igsh=MWV0c2VocHRicGhkMw==