2023年2月5日 初午の日
母と一緒に味噌を作ってみました。

初午とは2月初めの午の日で、穀物の神様が稲荷山に降臨したのが初午であったことから、
「お稲荷さん」の名でおなじみの稲荷神社の祭日として親しまれるようになりました。

「稲荷」という言葉は「稲生り」に由来し、
農村では「稲荷神」を祀っていました。

また、立春を迎える2月の最初の午の日は、一年のうちで最も運気の高まる日とされています。

なぜ初午の日に味噌を作るのでしょ?

祖母がそう言ってたらしいが、
2月の寒さの厳しい時期には発酵がゆっくりと進むためコントロールしやすいこと、
また雑菌の繁殖が抑えられることなどから、
特にこの「寒仕込み」で作る味噌 がもっとも作りやすいと言われているそうです。
寒ければいつでも良さそうに思ってしまいます。

前日からたっぷりの水で浸したお豆は
しっかり膨らんで皮がピンと張っています。
麹と塩をすりあわし、ゆであがった大豆を潰し、
先ほどの麹と合わせて手で潰しながら、さらによく混ぜ合わせます。
耳たぶくらいの固さがベストな状態です。

おにぎりを作るように、 ぎゅっと力を込めて味噌を球状に丸めてから
空気が入らないように容器に詰めていきます。

昔から、この息子(私のこと)は言うこと聞かない!って怒りながら
味噌を容器に叩きつけて空気を抜いてたようです。今年も(笑)

今年も白大豆と、黒豆の2種類を作りました。
冷暗所で半年ほど寝かせれば発酵し完成。
秋が楽しみです。