土佐視察

土佐視察

久しぶりの土佐視察
コロナの影響で土佐材の産地を見ていただく機会がなかなか作れなかった日々が
続いていましたが、今回、新築予定のT様に、担当する今井監督と森井大工の2人が
同行して土佐に行ってまいりました。

今回は車での四国入り、行き帰り800キロの旅です。
南国インターを降り海沿いを走ります。どこまでも続く太平洋が最高のドライブロードです。

その後、国有林の山間を抜け、私も何度となくお伺いしている馬路林材加工共同組合さんに到着です。
減圧乾燥という方法を取り入れている製材所で、その乾燥機も見学させて頂きました。

減圧乾燥は、従来式の高温セット中温乾燥と比較すると、
割れや変色など高温による劣化を最小限に抑えられ、木材本来の魅力を持つ材木を生産することができます。

ここでは、村営貯木場で集材した丸太材の選木と皮剥ぎを行ない、
その後、製材・乾燥・強度測定・モルダー加工を一貫して行い、
プレカット工場へと運ばれ、私たちのところへ構造材となってやってきます。

木をよく知り、大切に愛情を注ぐ人たちの想い。

その愛情が注がれた木材の良さを施主様にも知っていただけた事でしょう。
今井監督と森井大工もたくさんの想いを引き継いで、現場に愛情を注ぐ事と思います。


山林田畑付き一軒家

山林田畑付き一軒家

あかい工房の事務所からまだ山の中に入っていく細い細い道。
その先にそれはありました。

17,000㎡以上の山林や田畑などの土地付き古民家
この物件を購入されたのは、株式会社 MuFFの代表の今津氏

次の世代に広大な荒れた山林や田畑を残すのではなく、子供たちと一緒に考え計画し土地を整備していくことで、
放棄された山林や田畑が彼らのフィールドになっていく。

その活動を通して、彼らがたくさんの予定不調和を学び生きる術を身につけることができれば とのお考えのもと、
週末には、都会の神戸から、ご家族やお仲間と開拓活動に足を運んで来られます。

今日はあかい工房として、棟梁たちが、少しお手伝い。
蔽い茂る竹やぶの伐採や、古くなった塀の解体作業。
暑い中での作業でしたが、お話しをしながら楽しいひとときでした。

まだまだ始まったばかりの開拓
お手伝いをしながら、一緒に楽しませていただきます。

 

 


真夏の上棟

真夏の上棟

丹波篠山の今田町、大自然の地形を活かしたH邸
梅雨空けを待ち、予定通り上棟が行われました。

朝から、好天に恵まれ、気温もかなり上昇し暑さとの戦いの中、滞りなく作業が進みました。

当日はカメラマン同行で施主様も来ていただき、タイムラプスで撮影されてました。

H邸は高低差のある段差を生かした建物になっており、
また、敷地形状に合わせた建物は、「への字」の形状をしています。
そのため、斜めの桁に上り梁をかけるなど、3次元の加工機でないとできない部分があります。

その部分については、株式会社 MuFFさんが算出した寸法を元に、
相違がない事を確かめながら、大工の手加工で進めました。

翌日からは、屋根下地から断熱材の敷き込み、通気の確保を確認しながら、
大勢の大工で、盆前の3日間で屋根下地まで終了しました。

建て方を終えた大工達の顔は、小麦色に輝いていました。

 

 


新規works【旧栗屋西垣】アップしました。

篠山城下町内にある大きく長い建物、「旧栗屋西垣」をリノベーション。
インキュベーション施設やゲストハウス等、新しくて良いものと調和し、
生まれ変わりました。

新規worksよりご覧いただけます。


地方創生

地方創生

丹波篠山市を拠点に全国で町づくり事業を手掛けている株式会社NOTEさんが、
経済産業省による「令和元年度 中小企業経営支援等対策費補助金」を活用し、
地域住民と連携して篠山城下町内にある空き家空き店舗3件を改修、
インキュベーション施設やゲストハウス等として再生しました。

その中の1つ、「旧栗屋西垣」の建物をリノベーション施工いたしました。

構造の違う3棟続きの面積500㎡を超える大きく長い建物。
老朽化の違いなど、それぞれの塩梅を見ながら、
年月を経たその時間を吸収し味わいが出たものを古き良きものとして残し、
それに現在の新しくて良いものを調和させていく事。
そんなコンセンプトを胸に、工事は進んでいきました。

新型コロナウイルスの感染拡大により、人と人との距離をとり、
集団になることを避けるなど、仕事の仕方も見直さなければならない中、
NOTEさんとの定例打ち合わせ、業者同士の意見の交換など、
必要不可欠な事に対して、今までにない緊張感や、とまどいもありました。

マスクをして作業をする職人達。とても作業はしにくかったと思います。
手洗い、消毒、検温、慣れない事の連続。お昼休みも距離を確保し、会話も極力少なめに。
ただ、そんな中みんながしっかり約束を守り、前向きに上を向いて働く姿に、勇気づけられました。

「明けない夜はない!」


建て方

建て方

大工見習い3年目の植田大工が、大先輩の奈義良大工のもと、
刻んだ構造材が、建て方の運びとなりました。

長雨が続く中、晴れ間が続くのを、待ちに待っての棟上げ。

現場での基礎工事が完了し、加工場で加工していた材料が次々と現場へ。
今回は平屋の倉庫です。

いつもはプレカットで当たり前のように組み上がりますが、
自分で墨を付け刻んだ構造材は、間違いがないか緊張の連続です。

この日は野地板を張り、ルーフィングまでの作業で、今日の建前は完了です。

新しい現場を担当する事になった植田大工。
「いつも現場は綺麗に!」と言う、先輩大工の言葉。

強要されての「綺麗な現場」と 効率を考えて材料や道具を配置した「綺麗な現場」は、
まったくの別物です。

効率よく仕事ができる「綺麗な現場」が作れる一人前の大工になる事を期待しています。