夏にお引渡ししました『三田の家』 ようやく植栽に適した時期になりました。

夏にお引渡ししました『三田の家』
ようやく植栽に適した時期になりました。

お施主様と一緒に木を見に行きます。
広大な農園で庭造りのための樹木を約7000本も
植栽されてる若生植木農園

今の季節は沢山のモミジが綺麗で見応えあります。
紅葉狩りをしながら、散策していきます。
広葉樹と針葉樹、適した配置の全体レイアウトを考えながら。。。

外部からの見え方、内部からの見え方
動線を促す低木など、一つ一つ、樹木には、役割を持たせていきます。

現地では大き過ぎない?と心配されてた樹も
実際に運ばれてくると、良いサイズ感だったり、
若生さんでは、紅葉して綺麗だった木がすでに落葉してたりと、
運ばれてきた木を見ながら、
適した場所と今日見た瞬間の感性をプラスしてレイアウト変更
全体のレイアウトが決まると、みんなで植栽作業。

植栽の好きなお施主様のお父様も飛び入り参加で、手入れの仕方などの伝授も。

来年の夏に次男君の、「新築の家でブルーベリーを育てて、それを食べる夢」
叶えられますように。
















安心で快適な住環境を!とのご希望で 始まった大規模リフォーム

安心で快適な住環境を!とのご希望で
始まった大規模リフォーム

今回、大規模リフォームする建物は
鉄筋コンクリート造で、それに木造で増築された混構造の建物です。

雨漏りもあり、調査すると増築部の取り合いが原因となっており、
カビの発生などもあり、撤去が必要でした。

残った木造部分もRC部分も構造体を残し、すべて解体処分、
無機質な状態に1回戻しての大規模リフォームです。

床材は、施主様自ら選ばれた無垢のチェスナット
下地は、合板を使わずに木の小幅板を貼り、
化学物質・ガス状物質を遮断するケミカルバリアシートを敷き詰めています。

壁と天井は、
四国カルスト台地の石灰岩を使用した既調合特殊しっくいの「スーパーかべクリーン」と
高千穂シラスのシラス壁「薩摩中霧島壁」で仕上げます。

外壁には、同じく高千穂シラスの超高機能・超高耐久性外壁材の
「スーパー白州そとん壁」を採用しています。

断熱材は、安全なポリエステル100%で製造されたパーフェクトバリアを採用。
これも施主様自らセレクトされた商品です。

他にも施主様のこだわりがたくさんつまったこのお家は
終の棲家にとの思いで選ばれたお家
その思いに答えるべく、すべての職人が施主様の思いを共有しながら、
慎重に現場は進んでいきます。










KOBE EGEYAMA 『lamura 』Coming Soon

KOBE EGEYAMA 『lamura 』Coming Soon

1940年、昭和初期に建築され、2017年に兵庫県登録有形文化財に指定された
長田家住宅(旧石阪家住宅)主屋

港町神戸を眼下に望む丘陵地に建つこのお家は、
和室の網代天井や下地窓の数奇屋風な西側半棟と
民芸調意匠の手斧仕上げの付柱や梁を化粧とした東側半棟で
構成された昭和の良き雰囲気がそのまま、そこにあります。

この建物、リノベーション工事も終わりに近づき
2023年 レストラン「lamura」として、再稼動いたします。

施主様は近くでお酒屋さんを営まれる 「酒の美味小家 てらむら」
設計は、以前からおつきあいのある 奥田達郎建築舎

古い良きものがたくさん残るこの家のリノベーションは、
その良いものをより生かす工事。

不便さが残る部分を今の技で今の使い方へシフトチェンジ
いつまでも良いものは残したいと言う
チームあかいの思いも、つまった「lamura」

私たちの工事もほぼ終わり、レストランスタッフによるDIY
外構工事や壁塗り工事が進みます。

チームあかいの思いの上に、
希望と夢が上塗りされていきます。
スタッフさんたちの手で。

設計:奥田達郎建築舎












家と、暮らし【『RE・make』】アップしました。

築50年以上のお家の大規模リフォーム。

「家と暮らし」よりご覧いただけます。


『RE・make』

『RE・make』

施主様の生家を大規模リフォームです。
神戸市の細い道に面した築50年以上のお家

建てられた時代の背景やストーリーが見えてきそうなデザインが散りばめられた空間
すべてを一新せずに、継承する計画をたてられた設計監理のStudio tanpopo-gumiさん

クライアントご夫妻の趣味や暮らしのスタイル、
受け継いだ家への想いを 一つ一つ かたちにする中で
動線計画を再考しながら、内と外のつながりなどを整えることで
従前と同じ規模ながら、ご夫妻らしい暮らしができる心地よい空間へとなりました。

古いものを ただ一新する計画だけでなく
住まい方に合わせ、居心地の良さを追求する改修計画。

新築の計画とはまた違う 趣きだったり デザインの奥行きがあります。

Studio tanpopo-gumiさんBLOGより

リフォーム工事は、計画では分からない事が工事着工とともに見えてきます。
それを計画以上に良い方法で解決していく、難しい問題や初めての経験もありますが、
それをみんなで考えるのがリフォーム工事の醍醐味であり、私たちのやりがいです。

良いものを継承し、次の世代へとつなぐ、それが私たちの役目です。
『RE・make』引渡し日にて

設計:Studio tanpopo-gumi


家と、暮らし【上大沢の家】アップしました。

里づくりの拠点施設へと変貌を遂げた古民家。

「家と暮らし」よりご覧いただけます。

 


古民家って言うけれど、この神戸市北区には、 昔ながらの田の字の家がたくさんあり 今も現役の家とした暮らしがそこにはあります。

古民家って言うけれど、この神戸市北区には、
昔ながらの田の字の家がたくさんあり
今も現役の家とした暮らしがそこにはあります。

あかい工房の事務所からほど近い上大沢の家

この家も田の字の和室が並んだ縁側もあり、
離れもありの昔ながらの風情ある建物です。
この家を里づくりの拠点施設へとリノベーションする工事となりました。

外観はすべてそのまま再利用
玄関にFIXガラスを嵌め込み、そこだけが新しい施設となった感じが
しますが、周囲の町並みに馴染んでる様子は以前と変わらず。

内観は、床組みも壁もほとんど撤去し、
全体のメインとなるコワーキンクグスペースの床は土間仕上げで、
縁側のみ元の高さの床組で残して空間に変化をつけた腰掛けスペースとなって、
かなりの変貌を遂げました。

雰囲気は変われど、古き良きものは再利用し、その無骨な素材感に合わすように、
壁や天井は合板表しで仕上げてます。

この古民家の再生は、この地域の町作りの第一歩
この施設を拠点として、神戸地域おこし隊の施主様が、
大沢町の放置竹林問題などの、この地域が抱える課題解決に参画されます。

このリノベーションが、第一歩です。
あかい工房も応援いたします。

設計監理:株式会社MuFF

 

https://kobe-scrum.net/projects/project00208/


家と、暮らし【東灘区 M邸】アップしました。

古いものに包まれて暮らす家

「家と暮らし」よりご覧いただけます。