計画パースを見た時、おもわずニンマリした施設が上棟しました。

計画パースを見た時、おもわずニンマリした施設が上棟しました。

ウッドショックの中、国産材を多用した休憩施設の上棟です。

日本の、住宅の建築等に使われる木材の7割弱が輸入材である今日、
新型コロナウイルス感染症による影響により、アメリカでは膨大な財政出動と低金利政策が取られた結果、
リモートワークで自宅にこもるようになったアメリカ市民が住宅を郊外に新しく購入したり、
リフォームを行ったりする流れが進み、日本への輸入材不足と高騰をきっかけに国産材へ切り替えられ、
そのあおりを受け、国産材も高騰しております。

しかし、国内林業は労働力不足、市場価格が維持できないなどの構造的な問題や
国産材の性能では代替できないなど、簡単に国産材の供給を増やすことが
難しいという課題を抱えています。

計画通りの工程では入荷未定な輸入材を待つわけにいかず
構造設計を交え国産桧材・杉材に代替案と同時に、早くから材料確保に奔走しました。

桧材は兵庫県産材・杉材は土佐馬路村にて製材乾燥された構造材は加工場に運ばれ、
ドイツのフンデガー社の特殊加工機で曲線を加工されます。

この曲線加工を用いた計画図を見た時は、実績のある「ランバー宮崎」しか、思い浮かびませんでした。

経験豊富なオペレーターに描かれた三次元架構図から転送される加工データは、
登梁やトラスはもちろん、大断面構造の特殊金物接合まで自由度の高い多彩な加工が可能です。

この施設の建築は、今までの経験値や人脈など、その組み合わせにより、
あかい工房だからこそ、出来たことだと思います。


完成見学会 開催いたします。

完成見学会 開催いたします。

家づくりをする前に、ほとんどの方がモデルハウスや見学会に行かれます。

あかい工房でも、お施主様のご好意で完成見学会を開催してまいりました。

10月30日 完成見学会開催のお家は、
建築家 森本敦志建築設計事務所さんの設計された住宅です。
建築家が設計する家は、みなさんが思い描く家とは、どこか違うのでしょうか?

完成した家にはその建築家ならではの、
こだわりがたくさん詰まっています。
それを見つけに来てください。

10月30日土曜日  先着順 完全予約制
10時~15時(1時間単位)限定6組

お問い合わせ
078-986-5348

info@akaikoubou.com
http://info@akaikoubou.com


あかいのフルスケルトン マンションリノベーション

あかいのフルスケルトン マンションリノベーション

神戸市内でマンションリフォーム工事が始まりました。

通勤もしやすい地区で一戸建てや土地、マンションなどをお探しで、
いろいろと相談にのったり、物件を一緒に見に行き、
やっと見つかった物件は、とても見晴らしの良い綺麗にお使いのマンションでした。

事前に着工届を出し、共用部分や搬入経路の確認を済まして、
そして、カギを受け取った次の日から着工です。

事前に施主様と打ち合わせはしたものの、
お部屋の中を見れたのは、まだ購入しようかとお考え中の時の一度だけ。

現場着工と同時に設備の配管や床下や天井裏、部屋の寸法などの確認をし、
計画通りに工事が進められるのか?再検討しながら、材料の発注など、
すべてが同時進行で進められています。

マンションと言う事で、いろんな制約のある中で、
施主様のご希望にそえるよう、設計、現場管理、各職人、念密に打ち合わせが続きます。

きっと工事完了まで、現場での熱いセッションが、繰り広げられる予感がする現場です。

 


これはおもろい!って思う仕事がしたいなぁ

これはおもろい!って思う仕事がしたいなぁ

茅葺の事務所の横にアルミのガレージなんてあり得ないから、
なんか、あかい工房らしいガレージを考えて!とMuFFさんに頼んだら、
とんでもない絵ができてきました。

600φの円柱から放射線状に広がるガレージ
パースを見た時、おもしろそうやなぁ、やってみるか!と職人魂に火がつきました。

円柱からのびる梁は鉄骨屋さんに原寸を書いて作ってもらい
方向だけでなく、勾配も合わせる難しい骨組みでした。

野地が出来上がり、板金屋根の予定が、
天井板の残りを使い板の屋根に急遽変更、OSMOさんに相談して防水性に耐久性を兼ねた
ウッドステインプロテクター塗装仕上げに。

棟部分も何かできないか?と茅葺と草屋根のオブジェが完成
これもどれも予定外。

図面を見た時、現場を見た時、
おもろいなぁ、やったろか、あかい工房にしかでけへんでえ、
なんて思う仕事をやっていきたいですね。

 

 


建て替えで見直した我が家、無駄を省くと平屋建ての家が完成しました。

建て替えで見直した我が家、無駄を省くと平屋建ての家が完成しました。

今から約50年前に開発された北区有野台の住宅街。
子育ても既に終え、ペットと暮らすにも広すぎる二階建て。
当時の仕様のままで昨今の暑さや寒さも堪えます。

施主様のご希望の住みやすい、無駄なものを省いた
平屋建ての住宅を設計されたのは、
娘さんご夫婦の家も設計されました佐野設計室さん。

はじめての設計士さんとは呼吸を合わせるのも時間がかかりますが、
10年ほど前に建てられたご夫婦の家を見せていただき、
図面では読み取れない部分の説明を受けるなどして、
施主様の思いと、設計士さんの思いやりがしっかりと
組み重なった図面から工事は始まりました。

外壁には杉板、床材は奈良吉野産の桧材、化粧梁は土佐杉など
一緒に見学した材料がふんだんに使用されています。

桧の香りがするお風呂に入ってる時が一番の幸せと、お母さま。

週末になるとお孫さん達の声が響き渡る新しい終の棲家が完成しました。

 

 

 

 


家と暮らし【M邸】アップしました。

新型コロナ対策でテレワークや出勤日が減った事が、
家を見つめなおすきっかけになったM邸。

「家と暮らし」よりご覧いただけます。


標準仕様がない?あかい工房のリフォームとは。

標準仕様がない?あかい工房のリフォームとは。

新型コロナ対策でテレワークや出勤日が減った事が、
家を見つめなおすきっかけになったM様。

ご両親から受け継がれた数々の調度品や思い出を整理し、
ご自身と愛猫2匹が住みやすい環境へとリフォーム。

今回は、住みながらリフォームをさせていただきました。

通常より工期はかかりますが、毎日、施主様とコミュニケーションが取れ、
濃厚なお付き合いが出来た現場となりました。

解体した時には、大きな丸太梁が出てきたので、化粧梁にし勾配天井に変えたり、
その場、その場でご希望を確認し、変更し進めると言う現場になりました。

それがまさに、『対話でできてる』標準仕様がないあかい工房の家の特徴です。

工事が終わった後も、以前より軒先を大きくしたテラス屋根のおかげで、
大雨でも安心ですとLINEをくださったり、
愛猫の脱走防止につけたてネコマール網戸のおかけで、
蚊や小さな虫の侵入も防げてます、などの嬉しい連絡をいただきます。

そんなお施主様が、快適に過ごされてる様子をお聞きした日の晩酌は、
実に美味しいものです。

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