N邸 竣工

N邸 竣工

三宮からすぐの森の中、細い道の先に竣工を終えた現場があります。

昨春から、工事にかかっていたN邸リノベーション工事。
1階は賃貸住宅と店舗で、2階が住居です。

橋を渡るようなアプローチの2階玄関
そこから中に入ると、新築当時の構造材をそのままインテリアの一部として取り入れた空間が広がります。

無骨な味の構造材と、繊細なラインを出したシンプルな窓と白い壁
この異素材のコントラストの絶妙なバランスが、心地よさへとつながっています。

N邸は、先日棟上げをした西区のT邸でも一緒の、いるか設計集団さんの設計

周囲の緑が美しく映える窓の配置や海外製のキッチンの採用など、
モダンで洗練された高い設計力が魅力的なN邸。

眼下に広がる神戸の町並みは、今日も輝いています。

 


無垢フローリングドットコムに弊社施工物件が紹介されました。

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是非、ご覧ください。

 

https://www.muku-flooring.com/works/tree/rose/003771/

 


T邸 上棟

T邸 上棟

去年の秋に解体工事が始まった西区のT邸
寒い風の吹く中、棟上げでした。

母屋があって、離れがあって納屋がある、
昔ながらの大きな敷地の中の母屋の建て替え工事

大きな建物で、棟上げの日は、大工総勢10名での、大掛かりなものとなりました。

クレーンで構造材を吊り上げ、大工たちは「かけや」と呼ばれる
硬い木でつくられた大きな槌を使い、6mほどの高い所で構造材を組んでいきます。

梁の上でかけやを振り、威勢のいい掛け声とともに、家が建て上げられていく様は匠の技そのものです。

この建て方の日を迎えるまでも、たくさんの手によってこの日に集約された準備があります。
基礎工事の後の墨出し、足場組み、クレーンの設置進入の計画、
工事車両の置き場、事前搬入の材料、当日の搬入の材料、
そして、構造材を事前に加工して建て方で組むことを可能にする「プレカット」も重要です。

T様も現地視察に行っていただいた、高知県の馬路村の構造材が加工され、
棟上当日の朝、現場に搬入されました。

たくさんの手で支えられてきた建て方の日。
T様親子に、棟を納めてもらう頃には、
現場の安全を願うかのように、夕日が、現場を照らし続けていました。

 


野瀬の家 お引渡し

野瀬の家 お引渡し

梅雨明けを待って、初夏から始まった野瀬の家平家リフォーム工事の引渡しでした。

お施主様が瓦をめくり、大工が屋根の下地材や構造材を撤去、
いつもとは逆の工程で工事が始まりました。

仕口や継ぎ手など先人の智慧を学びながらの作業は勉強になり、
2階部分を解体したところからは手加工で、小屋組構造材を刻み、
夏の猛暑の頃、全体像が浮かびあがりました。

eu建築設計の村上先生とは、週一の打ち合わせを重ね意見交換を行い、
現場での造作作業の頃には、秋風の吹く季節でした。

仕上げ工事になると、施主様自らコテを持ち壁を仕上げ、
その傍らでは、既存建具と中古建具を調整し、現場に融合させていく。
総リノベーションでありながら、新しさと懐かしさが交わった野瀬の家の完成です。

この日、新しく息が吹き込まれる様に、薪ストーブに火が点され
施工期間の思い出話に花が咲きました。

引き渡しの時にいつもお伝えするのですが、
これからの方が長いお付き合いになります、今後とも宜しくお願いします、と。

野瀬の家が、過疎化の進んだ地域の新しい風になることを期待して。


リフォーム工事着工

リフォーム工事着工

昨年の初夏の頃から、打ち合わせを重ねた、M邸リフォーム工事。

震災後、ご両親とこちらに移り住み、ご両親が亡き後も、
ご実家をしっかりと守られてきました。

ご多忙な毎日で、家には、寝に帰ってただけ状態の施主様
今回の新型コロナ対策でテレワークや出勤日が減った事が、
家を見つめなおすきっかけになったご様子でした。

ご両親から受け継がれた数々の調度品や思い出を、整理整頓し、
ご自身と愛猫2匹が住みやすい環境へとリフォーム。

今回も住みながらリフォーム。
通常より工期はかかりますが、施主様やペットに負担をかけない
ように、工事範囲を2つに分けて1期工事→2期工事と施工いたします。

また住みながらリフォームのメリットは、施主様と営業担当だけでなく、
チームあかいのメンバーともコミュニケーションが取れる事。

あたたかい「場」となるM邸
今日から工事着工です。

 


新年あけましておめでとうございます

新春を迎え皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

 


T邸着工

T邸着工

林崎疎水や緑豊かな田園風景が広がる神戸市西区
でT邸新築工事が始まりました。

入母屋の大きな瓦屋根の母屋の解体工事に着手
事前に再利用する造作材や木製建具は、手作業で取り外し、保管しています。

家財道具も片付き、大型重機での解体が着々と進み、
母屋があった場所が、平地となり、地鎮祭を執り行いました。
その土地の神様を祀り、土地を利用させてもらうことの許しを得る儀式です。

地鎮祭が終わると、本体工事へと進んでいきます。
事前にいるか設計集団さんや、プレカット工場と基礎の形状や、施工方法、
構造材の組み方や加工方法の打ち合わせが続きます。

現場では、基礎工事が始まっています。
地鎮祭の時にお預かりした鎮物を、掘り方の時に、家の中心に埋め、
掘削工事を進めていきます。

年内の工事はここまで。
新年早々の建て方に向けて、下準備が続きます。