東京で生まれ育ち、神戸市北区へと移り住んだご夫婦。
木の香り、差し込む光、土の感触。
自然の移ろいを五感で感じながら、日々の暮らしを楽しんでいます。
そんなお二人が、唐櫃で新たに始めようとしている「cozy cozy」
来年のお店づくりに向けて、少しずつ準備が進んでいます。
今回、その場所づくりをみんなで楽しむワークショップが開催され、あかい工房も一緒に参加することになりました。
11月15日(日)は、「小屋の土台・組み立て」
昔ながらの三和土(たたき)という技法で土を締め固め、土台をつくります。
その上に竹や古材を使って堆肥小屋を組み立て、古材の壁板には柿渋を塗って仕上げます。
土に触れ、道具を使い、みんなで手を動かす。
今では簡単に買えるものも、あえて手間をかけて自分たちでつくってみる。
そこには、完成したものだけでは得られない楽しさがあります。
そして12月5日(土)・6日(日)は、「稲わらで屋根を葺く」
地域で集めた稲わらを使い、茅葺き職人「くさかんむり」の皆さんと一緒に、堆肥小屋の屋根を葺いていきます。
稲わらを重ね、丁寧に葺き上げていくことで、少しずつ屋根が形になっていく。
地域にある素材を使い、昔ながらの知恵や技術に触れながら、ひとつの小屋をつくり上げていきます。
この堆肥小屋も、ただ堆肥をつくるための建物ではありません。
落ち葉や草、台所から出る野菜くずを土へと還し、その土が畑や庭を豊かにし、また暮らしへとつながっていく。
自然の循環を、日々の営みの中で楽しむための小さな場所です。
cozy cozyのお二人が大切にされているのは、ものを選び、届けることだけではなく、
自然とともにある豊かさを分かち合うこと。
それは、あかい工房が建築を通して大切にしてきたことにも重なります。
便利さや効率だけでは測れない、本当に大切なもの。
地域にある素材を使い、人の手でつくり、その時間を誰かと共有する。
お店が完成してからではなく、つくっている今だからこそ味わえる楽しさがあります。
人生を味わう。
そんな暮らしの豊かさを、皆さんと一緒に感じられるワークショップになればと思います。
cozycozy | 暮らしの編集所
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