住み慣れた簡素な住宅街地鎮祭 厳かに そして土佐へ旅立つ

2024.9.23
あかいの考え
Tags:
住み慣れた簡素な住宅街地鎮祭 厳かに そして土佐へ旅立つ

坂道に建つ家がこの秋着工いたします。
地鎮祭
刈初の儀
設計者の芦田さんが斎鎌で盛砂の草を刈ります。
続いて、穿初の儀
お施主様が斎鍬で盛砂を崩して穴をつくる
開いた穴に神主が鎮め物を納める
堀初の儀
最後に私が斎鋤盛砂を均して、鎮め物に砂を被せる

神様に着工する事を報告し安全祈願をお願いし、
私たちは、構造材の産地 
土佐の高知、馬路村へと旅立ちました。

太平洋を横に海沿いを走り、国有林に囲まれた山道を約1時間走ります。
だんだんと気温も下がり、澄んだ空気を感じるころ、馬路村に到着です。


間伐の現場を見学し、いつも笑顔で迎えてくださる五味専務理事に
山の循環の大切さをお話しいただき、
馬路林材加工共同組合さんに
新規の減圧式乾燥機が導入され
土佐材の色合いを含めて魅力を最大限に残し、
いつまでも木のぬくもりを感じられる家づくりを目指してる事など
私たちが共感できた思いを聞かせていただきました。

木への愛情あふれる専務理事のお話はいつも初心に帰らされます。

棟上げの日に出会う土佐の木は、伐採された時から、
たくさん人の思いを次から次へ背負って、やってきます。
その木材を私たちも愛おしく迎えたい。
お施主様もきっと同じ思いになっていただけるでしょう。