せんねん灸 健康づくりオンライン

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対話でできる家?
家の数だけ施主様がいて、
その数だけ想いと暮らしが
あります。
さまざまなコンテンツを
ご覧いただき、
その一端を感じてみてください。
あかいの考え 2025.12.15
未来へ続く場所

三田地域振興株式会社「第四の場」がはじまりました。 行政や民間だけでは取り組むことが難しい事業に挑み、三田のまちづくりを進めている 三田地域振興株式会社。 三田市などの出資により設立されたまちづくり会社として、三田市と連携し 町家利活用事業を進めています。 現在は三田町の OSAWA、中央町の IWAKI、三田町の MORIWAKI を管理。そして今回、新たに 「第四の場」 が動き出しました。 設計は、以前からお付き合いのある 株式会社MuFF さん。補助金対象物件として耐震……

古民家

あかいの考え 2025.12.8
ふたつの平屋ができるまち

丹波篠山で、いま2棟の平屋が同時に進行しています。 完成後には2棟同時見学会を予定しています。同じ土地で、同じ時期に育つ家。偶然のようで、どこか必然を感じます。 黒岡の平家との出会いは、ご紹介からでした。お話を重ねる中で、施主様からこんな言葉がありました。「日向に咲く家をずっといいなと思っていました。でも、それがあかい工房の家だと後から知って驚きました。」そこから一気に距離が縮まったように思います。 施主様はもともと土佐と丹波篠山が好きで、一度は「土……

あかいの考え 2025.12.1
職人の手仕事が息づく場所。BAR...

長く一緒に家づくりをしてきた仲間であり、頼れる存在だった棟梁が、ついに自身の夢だった“BAR”をオープンします。 私たちあかい工房のメンバーでプレオープンに伺いました。扉を開けた瞬間、ふわりと感じる落ち着いた空気。派手ではない。木と職人の仕事を知る人間にしかつくれない空間がそこにはありました。 まず目に飛び込んでくるのは、どっしり構えるブビンガの一枚板。角の表情、手触り、面の落とし方。座ると、そのカウンターに吸い込まれるように馴染む。そこがもう、この店の“肩肘張らない居場所”になります。 この店の壁に使われている雪見障子……

あかいの考え 2025.11.24
タイムハック新社屋の記録

少し雨の降る日に地鎮祭を迎えました。「雨降って地固まる」静かで落ち着いた始まりで、土地が息を吹き返すような穏やかな時間でした。 その後、造成から基礎工事へと現場は静かに動き出し、図面の線が少しずつ“建物の輪郭”へと変わっていきました。 設計は岐阜県立森林文化アカデミーの辻さんとトヨダヤスシ建築設計事務所の豊田さんによる共同設計。お二人が描いたイメージが、現場で形になりはじめます。 土台が据わり、構造材が並ぶと建物の気配がふわりと立ち上がりました。小屋トラスの先組みでは、大工さんたちが声を掛け合いながら13箇所を丁寧に組み上げていきます。……

あかいの考え 2025.11.17
時を超え、里山モデルがつなげてく...

今年9月に工事を終え、植栽をようやくこの秋、お客様と一緒に植栽作業の日を迎えました。 実はこの家、以前住まわれていた方が“実のなる木が大好き”な方だったようで、庭にはイチジク、梅、グミ、プルーンなど、季節を楽しめる樹木がたくさん残されていました。その想いも少し引き継ぎつつ、今回は新しいご家族の暮らしに合わせて、風景をもう一段豊かにする計画に。 デッキから“森”を育てるという考え方 今回の植栽計画の中心は、コナラとカツラ。デッキから眺めたときに、将来「小さな森」になっていくイメージです。 その手前には、ジューンベリーやナツハ……

あかいの考え 2025.11.10
3年経った家の見学会

自然素材の家は、経年変化していくのか。そして—— 新築より、今が良い理由とは? 丹波篠山に「DOMALIV HOUSE」が完成したのは、2023年9月。あれから3年。竣工時の“整った美しさ”とはまた違う、素材が暮らしに馴染んだ“いま”の姿があります。 今回の見学会は、完成間もないモデルハウスではなく、実際に人が暮らして3年経った家。 木、鉄、土、植物。それらの素材は、時間と共にどう変化したのか。そして、その変化は「劣化」なのか「熟成」なのか。 その答えは、ここにあります。 ……

あかいの考え 2025.11.3
月曜の朝は、社内食堂からはじまる

この春から野菜づくりをはじめて、月曜の朝の社内ミーティングは、まるで「社内食堂」みたいになってきた。 今朝は、農業合同会社 緑青舎さんの新米「みどり豊」が届いたので、炊きたてのおにぎりを。 原豆腐店さんの豆腐と薄揚げを、自家製の味噌であえて、畑から採ってきたばかりのネギをたっぷりのせる。 湯気の向こうに、季節の香りが立ちのぼる。なんてことない朝ごはんが、みんなで食べると格別においしい。 食後は、全現場の進行を一つずつ確認。ミーティングは「全現場を見渡す時間」工……

あかいの考え 2025.10.27
黒岡の家 馬路村で感じた“ものづ...

来月上棟を迎える「黒岡の家」。お二人とともに、高知県の馬路村を訪ねました。 山深いこの村は、ゆずと木の文化に支えられてきた場所。かつて営林局があった頃から、森とともに生きてきた人々の歴史が今も息づいています。 最初に訪れたのは、馬路村の拠点施設「まかいちょってや」。ここでは、昭和30年代の営林局時代の写真が数多く展示され、丸太を積んだトロッコ、斜面に立つ製材小屋、山で働く人々と、子どもたちの笑顔。一枚一枚の写真が、この村が“木とともに生きてきた証”を静かに語っていました。 木を使うということは、単に素材を得ることではなく、森の文化と人の……

あかいの考え 2025.10.20
古民家と向き合う、ひとりの女性の...

前回の投稿から少し時間が経ちました。氷上の家では、静かな変化が続いています。 崩れた土壁を落とし、新たに土を重ねる。柱の傷を見極め、台を整える。 手を入れるたびに、この家が歩んできた時間の重みが立ち上がります。 今日は、薪ストーブの位置を決める打ち合わせ。火をどこに置くか。それは、この家にとっての“中心”を見つけるような時間でした。 この家の主は、建築士でもある高橋さん。古民家の再生を通して、「残す」と「変える」のあいだを見つめています。 ……

古民家

あかいの考え 2025.10.13
最後の大工仕事。BAR棟梁(バー...

棟梁が、ついに大工を卒業します。とはいえ、やっぱり最後の仕事も“現場”から。 三宮・東門を少し降りた北野フェニックス1階。古建具や古材を組み合わせ、ブビンガのカウンターを据える。 手加工の跡が残るその空間は、まさに棟梁の集大成。木の香りがやさしく漂う、温もりある現場です。 “ここが、俺の最後の現場や”そう言って、金づちを置き、12月からはグラスを握る。 英語では「BAR」、イタリア語では「バール」。イタリアの街角のように、気軽に立ち寄れる場所をイメージして。 ……

あかいの考え 2025.10.6
丹波篠山・立町の平家 上棟の日

立町の家がいよいよ上棟の日を迎えました。 地鎮祭から今日まで、お施主様と共に描いてきた「かたち」が、 いよいよ現実の姿として立ち上がっていく、家づくりにとって大切な節目です。 現場では木の香りが立ちのぼり、職人たちの掛け声が響く中、図面の中で想像してきた 空間が「家」として輪郭を現していくその瞬間は、何度立ち会っても心が高鳴ります。 この日は、黒岡の家のお施主様も偶然現場を訪れてくださいました。「同じ丹波篠山の地で、同じ時期に家づくり……

あかいの考え 2025.9.29
神戸農村スタートアッププログラム...

地域とつながり、田舎の未来を考える 9月27日から始まった「神戸農村スタートアッププログラム」に、あかい工房スタッフの今井が参加しました。 近年「古民家で暮らしたい」「田舎でお店をしたい」「畑を始めたい」といった相談が増える中、地域密着の工務店として、そうした方々の想いや考え方を直接知る機会にしたいというのが参加の目的です。 初回は自己紹介からスタートし、神戸農政公社さんの取り組みの説明や、今後のフィールドワークに向けた準備などが行われました。参加者の半数以上は起業を目指す方で……

news 2025.9.22
氷上の家リフォーム記録 ~過去と...

「本格的に動き出したのは、私から施工者のみなさんにバトンを渡してからですね。」高橋さんの言葉どおり、氷上の家リフォームは新しい工程へと歩みを進めています。 最初に家へ手を入れられたのは、高橋さんご自身でした。 塀を崩し、壁を外し、床板をほどくように取り外しながら、長い時間を支えてきた 構造を一つひとつ確かめる。 壊すというより「ほどく」という表現がぴったりの作業です。その作業を経て、いよいよ私たち施工者へとバトンが渡され、本格的なリフォームが始まりました。 解体によって小舞が露わになり、屋根裏からは大……

あかいの考え 2025.9.15
宝塚市の坂道に建つお住まいです。...

三方の擁壁のうち一辺は基礎と一体化し、道路側は小叩き仕上げで陰影をもたせています。玄関アプローチは段差を緩やかに吸収し、安心して上がれる動線としました。 内部は吹抜けを介して光を取り込み、外側の木製格子がやわらかな陰影を室内に広げます。2階廊下の下にはポリカーボネート板を施工し、光を拡散させて1階全体に落ち着いた明るさをもたらしています。 外構では不要なリブロックを撤去し、延べ石や丹波石を据えて奥行きを演出。お施主さまと一緒に選んだ植栽や苔を配し、板塀で囲うことで、山の景色を切り取っ……

あかいの考え 2025.9.8
國谷さんファミリーが「予祝キャラ...

三年前に尼崎から三田へとお引越しされた尼寺の家・國谷さんファミリー。新築されたお住まいは、家族の時間を大切にする想いが随所に詰まっています。 広々としたリビングには、みんなで腰掛けられる大階段。そこから眺める三田の自然は格別です。また、愛犬と一緒にくつろげる大きな土間や、手作りのコンポスト、夢の家庭菜園、緑に囲まれた暮らし…。 「便利さ」よりも「家族や暮らしの時間」を大切にされる國谷さんご一家は、個々ではなく「みんなで楽しむ暮らし」を実践されています。 愛犬がのびのびできるドッグラン猫……

あかいの考え 2025.9.1
丹波篠山で二つの地鎮祭

この厳しい残暑の中、丹波篠山市にて平屋住宅の地鎮祭を執り行いました。立町と黒岡、それぞれの土地で、新しい暮らしに向けた第一歩が始まりました。 立町での地鎮祭は、ご夫婦が揃ってご参列。照りつける日差しの中、榊を手向けて深く一礼される姿から、この地で暮らす未来を思う気持ちが伝わってきました。 黒岡での地鎮祭もまた、炎天下の中で執り行われました。お施主さまが静かに祈りを捧げられ、この土地に根を下ろす新しい暮らしへの想いが感じられる式となりました。 両日……

あかいの考え 2025.8.25
しあわせファー夢さんの新しい挑戦...

今日は、いつもお世話になっている しあわせファー夢さん の新しい取り組みをご紹介します。 その名も「子ども食堂」 ただ食べに行く場所ではなく、子どもたちが自分の手で体験し、学び、そして笑顔で食卓を囲む。そんな素敵な場になる予定です。 子ども食堂の魅力 子ども食堂では、地域の農作物を使って旬の食材を調理します。「どんなふうに育ったのかな?」「どうやって食卓に届くのかな?」といったことを、体験を通して学ぶことができます。 そして、ただ調理するだけでなく…• 薪割りや竹切……

しあわせファー夢

あかいの考え 2025.8.18
六甲山頂に蘇る昭和モダニズム 「...

六甲山の頂上に佇む、築90年の歴史を持つ建物「紫映荘」 かつて太陽鉱工株式会社の保養所として多くの人々に親しまれてきましたが、時を経て老朽化が進み、2棟のうち1棟は建て替え、もう1棟は改修工事を行う計画が進められました。 この建物は、昭和初期の建築様式「昭和モダニズムマテリアル」を色濃く残す非常に珍しい存在です。神戸市の六甲山活性化施策を活用し、可能な限り当時の建築様式や家具、灯具を残しながら リノベーションが行われました。 建て替えとリノベーション、それぞれの役割 建て替えられた1棟は、引き続き太陽鉱工……

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