世代をつなぐ家づくり離れ大規模改修プロジェクト
三田市で進めている大規模改修工事。

もともとひとつ屋根でつながっていた母屋と離れを、屋根はそのまま残し減築。
母屋はお母様の住まいとして、離れはご夫婦家族の住まいとして二世帯住宅に改修しています。


先だって母屋の改修工事が無事に完了し、離れの工事が進行中。



農業用倉庫として使われていた1階の土間スペースは、ご家族が集うLDKとして改修。
解体作業を終え、内部はスケルトンにし、金物補強をして断熱性能を上げたサッシに入れ替え。


この現場では、ベテランの大工と、20代の若手大工が作業にあたっています。
解体作業ひとつとっても、ただ壊すのではなく、建物の構造や素材を学ぶ絶好の機会。


若手大工がベテラン大工の手元を見て学び、時には昔ながらの技術の意味を問いかけることで、技術が次の世代へと継承されていく。
先日は、施主様に参加いただき、焼板への塗装を実施しました。


天候に恵まれ、作業は順調に進み、とても良い仕上がりになりました。
ご家族にとっても家づくりに関わることで、新居への愛着もより深まったことでしょう。
