土佐視察

2020.11.16
あかいの考え
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土佐視察

土佐視察

K様との出会いは、オンラインでした。
三田市の旧市街地に住みたいと言うご要望で、一緒に土地を探す事になりました。

工務店と一緒に土地を探すメリットは、「建てたい家に適した土地を探せる」事です。

どんな家でどんな暮らしをしたいかなどの要望をお聞きして、
日当たりや眺望、立地などの条件を考えながら、一緒にいろいろと土地を見て回り、
広い庭でドッグランも作れる、最有力候補だった土地に決まりました。

その後プランを提案させていただき、打ち合わせの中で土佐材のお話や、
地域産材の補助金のお話をしていく中で、興味を持っていただき、
土佐視察の運びとなりました。

今回、私も初めて訪問させていただく安芸市にある伊尾木土場、
伐採された皮付きの木材が集まる場所。

海岸沿いの広い敷地内には、各地で伐採された杉や桧が、
山積みにされて加工場へ運ばれる日まで、待機しています。

そして、いつもの訪問先、馬路林材加工共同組合さんへ

国有林に囲まれた山道を約1時間走ります。
だんだんと気温も下がり、澄んだ空気を感じるころ、
柚子の産地でもある馬路村に到着です。
ちょど柚子の収穫の時期、この寒暖差が美味しい柚子を育てます。

馬路林材加工共同組合さんでは、低温乾燥の技術のお話や、
手間隙はかかるけれど、土佐材の魅力を最大限に残し、
いつまでも木のぬくもりを感じられる家づくりを目指してる事など、
私どもが共感できた思いを聞かせていただきました。

土佐から運ばれてきて棟上げの日に出会う木材は、山から伐採された時から、
いろんな人の思いを次から次へ背負って、やってきます。
その木材を愛おしく迎えたい。K様も同じ思いになっていただけてたら幸いです。