気になったら自分の目で確かめないと 堀田カーペットさんに行ってきました。

2025.05.12
あかいの考え
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気になったら自分の目で確かめないと 堀田カーペットさんに行ってきました。

工場に入ると、一定のリズムを刻む機械の心地良い音
機械をスムーズに動かすための潤滑油の匂い
いろいろ微調整してるオモリ、
少しでもタイミングが狂うと織ることができないという
機械の息づかいが聞こえる。

堀田カーペットを作リ出す、世界でも数少ない「ウィルトン織機」
1800年代のイギリス産業革命の時代に開発された歴史的な織機です。

製織工程ではウールの糸だけではなく、表面からは見えない糸も含めて

最大10000本くらいの糸を同時に織り込んでいきます。

シャトルと呼ばれる緯糸(ヨコ糸)を飛ばす道具、
ジャカードと呼ばれる柄出し装置、織機のセットアップ
一台の機械に対して「織工」と呼ばれる職人が、1台に対して1人必ず必要だそうです。
その精緻な技術で美しいカーペットは生み出されています。
(HOTTA CARPETさんHPを参考)

カーペット一枚一枚の背景には機械にかけるまでの素材選び、

糸を紡ぐ過程、そして、深い歴史と情熱が込められています。

「ほんもん」というのは見た目や価格だけではなく、技術や伝統そのものが

暮らしに与える影響があることを改めて感じさせられる。

耐久性や色の鮮やかさも長年使用しても美しさが失われることがない。
これからも「ほんもん」を選び、生活の中に取り入れていきたいと思います。

この度、マンションのリフォームに採用し、触れる度にその上品な手触りを

感じ、質感や美しさが暮らしにやすらぎを与えてくれます。これもカーペットの魅力です。   

空間全体がクリーンで落ち着いた雰囲気を作り出し、
暮らし方そのものを変える可能性を感じさせてくれました。

堀田カーペット株式会社
https://hdc.co.jp/