また一緒に土佐を訪れる事になるとは思ってなかったですね。

長い長い雨が続いた今年の夏、土佐視察に行きました。
以前に一緒にお伺いしたお施主様。

今回は娘さんたちの家を建てさせていただく事になり、
ご家族皆様での視察となりました。

土佐もたくさんの雨が降って、馬路村へ行く道中で土砂崩れが発生してしまいました。

急遽行き先を変更して、四万十方面へ。

最初に訪れたのは、北ノ川山元貯木場さん。
山から伐採された間伐材が集まる場所。
広い広い敷地の中には、伐採された木がたくさん積み上げられています。

たくさんに見えても、ウッドショックの影響で、いつもの半分以下との事。
このように、日本全体の木材の保蓄量が減っているのが現実です。

続いて、訪れたのは、関西木材建設さん。
邸別の受注生産をメインにされており、減圧式乾燥機を導入されています。

あかい工房が、土佐の木材を使うのは、馬路林材加工協同組合にもある
この減圧式乾燥機を使われてる製材工場があるからです。

何故?高温乾燥機より導入費用が高いのに、、、
何故?時間も手間も、かかるのに、、、

その何故?ご自身で見ないと、行かないと、体感しないと。
『ただ、ただ、良い木を使ってもらいたい』
製材所の意気込みは伝わらないんです。

お若い施主様にも、土佐材の良い木の魅力を感じてもらえたと思います。
そして、土佐視察を終えて二週間後、地鎮祭のはこびとなりました。

土地の神様に感謝し、これから始まる工事の安全を祈願しました。
土佐から運ばれてくる木材を楽しみに、準備が着々と進みます。