土佐視察に行った時は、埼玉県在住だったS様ご家族。
新学期にあわせてUターンされ、奥様とお子様はご実家での新生活が
スタートした晴れの良き日に、建て方の運びとなりました。

ご主人様、奥様の慣れ親しんだ三田の地に新居をかまえる事を決意され、
関東でのお仕事も継続しながらのアクティブなご主人様と、
お子様の新しい学校での生活を支えながらの打ち合わせをこなされる奥様。
とてもパワフルなご家族です。

土佐視察の時に絵を描いた構造材も、立派な柱へと加工され、
順番に建てられていきます。

建て方当日は、ご家族で小屋組みにも上がっていただき、
棟木を納めていただきました。
2階の天井には、内垂木と野地板が、表しで使われます。
垂木と野地板が、綺麗に貼られていきました。

施主様には、各窓の高さなどの取り付け位置の確認をしてもらいます。
お隣との窓の位置関係を考えながら、高さを決めて現場に引継ぐ。

外部の仕上げの色決めなど、建て方当日も忙しいですが、
今後は、打ち合わせの度に、窓枠や巾木、棚や収納、コンセントやスイッチの位置など
一つ一つを現場で打ち合わせしていく。

とても、時間を費やす事ですが、一つとして同じでないあかい工房の家の建て方でもあり、
その考え方に同調いただいた施主様との大事な時間でもあります。

お出会いしてから、建てるまでも、幾度と打ち合わせをします。
お施主様と共有する時間が長ければ長いほど、現場での打ち合わせは楽しいです。

お施主様にとって、一生に一度の唯一無二の家であるように、
私たち、チームあかいも同じ想いです。