家の構造を支える土佐材のルーツを知るため
施主様と土佐視察へ行ってきました。

はじめまして。
新しくあかい工房の一員として加わりました野尻と申します。

この度、丹波市で新築工事されるお施主様ご家族とともに、
土佐視察へ行ってきました。

高知県は森林面積が県土の84%と、日本一の森林率を誇り、
その豊富な森林が四万十川や仁淀川という清流を育みます。

「土佐ヒノキ」や「魚梁瀬(やなせ)杉」が有名なのですが、
これら土佐材は大坂城築城の時に太閤秀吉から
「日本一」のお墨付きをもらったことで、
全国的に知られる銘木となったそうです。

今回の視察では、魚梁瀬杉の森がある馬路村の森林視察、
減圧式人工乾燥機や木材加工機械のある製材工場の視察、
そして、高知県各地から運ばれた豊富な原木が保管された木材市場
を見て廻りました。

住まい手が永く安心して暮らしていくために、家づくりのルーツを知ること。
樹木を育てる人、原木を扱う人、強度のある木材へ製材する人。
あらゆる物ごとが機械化してきている中で、
造り手の顔やものづくりの過程がみえることは、
住まい手にとっても家を選ぶ大事な一つの要素ではないでしょうか。

土佐視察に訪れた週末、家づくりは地鎮祭を迎えました。

丹波市は一面の雪景色。
警報も出ていたので、どうなるかと思われましたが、
雪は豊穣の啓示、縁起がいいのだとか。
素敵な地鎮祭を執り行う事ができました。

こちらのお住まいは室内と中庭との繋がりが素敵なプランとなってます。
その名も「(仮)Courtyard House in Tamba 」!

このコンセプトを形にした分譲地の情報はこちらからご覧ください。
https://www.e-taguchi.net/uri-tochi/detail-62fd8d92885a1c310436c26e/

これからもお施主様と一緒に家づくりの過程を楽しんでいきたいと思います。