寒い日には具だくさん豚汁でほっこり満足!

あかい工房の事務所のある北区長尾町
里山が広がるエリアが点在します。

20年ほど前までは、松茸も採れてたこの地
松茸は、樹齢20年~40年の赤松に育ち
落ち葉や落枝があると育たないデリケートなキノコのため、
腐葉土がない栄養素がない痩せた土壌であることが必要です。
しかしマツ枯れと手入れしなくなった里山ではすっかり見なくなりました。

最近はナラ枯れ被害も多く、道路に面した斜面でも倒木の恐れもあり
危険な状況にもなっています。

そんな状況にメスを入れるべく、地域の有志たちが集まり、
神戸市が行う里山整備支援事業の補助金を活用して、
第1回の整備活動を行いました。

伐採業者を含む20名近くのメンバーが集い、
雑木林や竹、そして枯れ木を伐採していき、
竹や細い木はウッドチッパーでチップ状に細かく粉砕。
チップは発酵後には肥料として活用できます。
太めの木は薪ストーブ用に切断し、このあと薪ストーブユーザーの方と
来年再来年の薪割りを行う予定。

道路沿いを中心に作業を行い、すっきりと綺麗になりました。

こういった里山の荒廃問題は全国的にあり、
環境問題や森林保護への意識が高まっています。
まずは自分たちが住む地域を綺麗にしたいと考えることが大事。
その気持ちを持つことで、美しく健全な里山が広がり、
その先、美しい地球を守ることに繋がると信じて
これからも地域の清掃活用や里山林の整備活動を続けていきます。