建て方

大工見習い3年目の植田大工が、大先輩の奈義良大工のもと、
刻んだ構造材が、建て方の運びとなりました。

長雨が続く中、晴れ間が続くのを、待ちに待っての棟上げ。

現場での基礎工事が完了し、加工場で加工していた材料が次々と現場へ。
今回は平屋の倉庫です。

いつもはプレカットで当たり前のように組み上がりますが、
自分で墨を付け刻んだ構造材は、間違いがないか緊張の連続です。

この日は野地板を張り、ルーフィングまでの作業で、今日の建前は完了です。

新しい現場を担当する事になった植田大工。
「いつも現場は綺麗に!」と言う、先輩大工の言葉。

強要されての「綺麗な現場」と 効率を考えて材料や道具を配置した「綺麗な現場」は、
まったくの別物です。

効率よく仕事ができる「綺麗な現場」が作れる一人前の大工になる事を期待しています。