リノベーションへと移り変わる時代
自分らしく、そしてあなたらしく。

スクラップ&ビルド=解体して新しいもの作る と言う時代から、
リノベーション&ストック=古いものなどの再利用へと
移り変わった今日

その中でも古い建具の再利用が好まれています。
古い建具って、今では作れないような木材が使ってあったり、
匠の技で作られてたり、製造不可能になったデザインガラスが使ってあったりと、
一枚、一枚にいろんな個性があります。
そして、キズや痛みなどの経年劣化を長い年月刻んだ姿
ずっと履いていたいお気に入りのジーンズのような感じ

それはきっと商品を買うのではなく、
そのものの価値と時間までもを買って共に暮らすと言う発想
等身大の自分スタイルがそこに。

元の家で建具を再利用することもあれば、
古民家解体時に状態の良い古い建具があれば倉庫に保管し、
新たな場所で再利用することも。
今も新しいプロジェクトで古い建具を壁として再利用します。

古い建具をそのまま使えたら一番良いのですが、
建具屋と大工の手で、今の時代の使いやすい建具へと蘇らせます。

新しい場所で活躍する日がやってきた古い建具
誰かと比べて何かを想うことは必要ないと感じさせる姿でした。