太子町の家 竣工

里山のモデルハウスをとても気に入っていただいたこともあり、
設計は福永洋一建築設計事務所。

ランダムな石積みの塀を横目に、落葉樹と常緑樹の中をくぐり抜けてると、
シャープな軒先にガルバ屋根にそとん壁
そして、木製格子の玄関へ続くアプローチ
南側が道路で、ファサードに大きな開口は欲しいものの、通学路という事もあり、
プライバシーを守るため、植栽だけでは足らない分を外付けブランドでカバー。

外付けブラインドは、太陽光を遮りながら、屋外の心地よい風を室内へ、
いつでも新鮮な空気を取り込む事が出来ます。

また、外からは室内が見えにくく、室内からの眺望は遮らない。
プライバシーを確保しつつも、眺望・通風・採光が快適に行えるので、
リビングなどが道路面に面してるお家には、よくお薦めします。

LDKの床のヨーロピアンオーク材と、程よく配置された格子戸や表しの木部、
その背景に広がる壁と天井の白のドイツ漆喰が、洗練された雰囲気作り出しています。

悩んだ和室の塗り壁も米杉の天井とマッチし、家にいながら全く違う雰囲気を味
わう事ができ、癒しの空間となっています。

吹き抜けから家族の声が聞こえる、思い描いた通りの住宅が
この春、太子町の家が完成しました。